社長が見る、社員たち
当社の工場長Yくんを紹介します
バンドマンから工場長へ―
夢の舞台を変え、技術を極めています。
当社の工場長を紹介します。
何と入社前はバンドマンだったという異例の経歴を持つ工場長です。
『バンドマンじゃ飯は食えないから、ちゃんとしよう！』と入社してきましたが、どう見てもちゃんとしていなかった(笑)。
始めてすぐに持って生まれた溶接の技術とセンスが開花！
当社に面接に来たバンドマン時代のYくん
この業界は、競合も少なく特殊なので､基本的に経験者はいないものと考えています｡
彼も当然未経験者。当然これまで通りじっくり、忍耐をもって未経験者をスペシャリストへ育てていくという当社の人材育成のセオリーを想像していました。
でも、いざやってみると、彼は未経験にも関わらず溶接の技術とセンスが凄いんです。
はじめは与えられた仕事を精一杯こなすだけだったけど､｢いいものを作りたい｣という姿勢をブレずに貫き通し続け、「もっとこうしたい」､「こうなりたい」という高い意識がやがて技術にも繋がってきているのが日に日に伝わってきました。
経験や見た目では人の力量は測れないことを、あらためて私に教えてくれました。
バンドをやめてうちに飛び込んできた当時の彼は、
言葉を選ばずに”愛情を込めて”言えば、「ハナタレ小僧」そのものでした。
そんな彼も今ではベテランを飛び越え、超一流のエンジニア企業のお客様達から絶賛されるトップクラスの技術者に！
いつの間にか皆に押されて現在では工場長になっています。
これこそ人は経験や見た目じゃないって事なんですが、やはり人は実際にやってみなければ分からない、少し見えてくるまで我慢しながらやり続けてみないと分からない実例ですね。こういう出会いをたくさんしていきたいと思っています。